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2011年08月09日

贈りもののお話 「手みやげ」

お盆が近いこともあり、「手みやげ」のやり取りが増る時期。
今回の贈りものの話では、「手みやげ」の知っておきたい
マナーについてのお話です。

「みやげ」は、もともと木でできたお札のことをいい、社寺を
参拝した際の神仏の恩恵をお札として持ち帰り、親しい人に
分けたことが始まりだそうです。
「分かち合う」という日本の風土から生まれた「みやげ」の文化。
相手の好みや家族構成、健康状態、季節などを考慮し喜ばれる
ものを贈りたいものです。

手みやげを渡すタイミング
部屋に通されてから、挨拶に続けて手渡すとスムーズです。
風呂敷や袋から取り出し、相手に正面を向け両手で差し出します。
袋はたたんで持ち帰るのがマナーですが、丈夫な作りであったり、
素敵なデザインの袋などもありますので、品物と一緒に相手に
差し上げることも場合によっては良いと思います。
冷凍品や生ものなどの足の速いものは、相手を訪ねた直後に
「生ものですので…」などと一言添え、玄関を上がったところで
渡すと良いのではないでしょうか。

手渡す際の一言
「お口に合うかどうか、わかりませんが」や、「○○の名産です」
といった言葉を添えながら品物を手渡すことで、日本人ならではの
謙虚な気持ちと、相手への敬意に加え、相手のことを考えて
選んだ品物の値打も伝わるのではないかと思います。

手みやげを受け取る
手みやげをいただいた際は、心遣いに感謝を述べ、上座に置きます。
相手から「ご一緒に」などと申し出があれば、「お持たせですが」
などと一言添え、その場に出しましょう。


手みやげにいかがでしょうか。
当店オンラインショップはこちらから
http://www1.enekoshop.jp/shop/kissetsu/

投稿者: 吉雪 日時: 11:58 |

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