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2011年09月08日
秋晴れの爽やかな日、小千谷市民の憩いの場山本山の頂上に行ってみました。
頂上にある展望台に上ると四方に広がる小千谷の景色・・秋の空がやけに近くに感じました。
この展望台も本当に久しぶりでしたが昔と殆んど変わらず、何だか嬉しくなりました。
展望台を下りると、懐かしい詩が刻まれた詩碑がありました。
小千谷市の名誉市民であり、文化功労者でもある詩人、西脇順三郎氏による詩です。
この詩には曲がつけられていて、小学生の頃には校歌の次によく歌ったものです。
当時はあまり意味もよく分からず歌っていましたが、大人になったとき、この雄大な詩に改めて
感動しました。
私が通っていた小学校~中学校~高校の校歌の詩は全て西脇氏によるものでしたので、
ある意味、西脇氏の詩で育まれた12年間といってもいいかもしれません。
数年ぶりに上った山本山頂上ではトンボやアゲハ蝶が飛び交い、足元でバッタがジャンプしている
中で夏を惜しむセミの声と秋を告げる虫の声を聞きました。
昔と変わらない自然を目の当たりにして、この場所で遠足のお弁当を食べた子供の頃を思い出し
ました(^^)
山本山を後にした帰り道では、片貝祭りを舞台に昨年公開された映画「おにいちゃんのハナビ」の
ロケ地の坂道を下りてきたのですが、目の前に広がった田んぼは一面、黄金色に輝いていました。
小千谷ではもうすぐ、稲刈りが始ります。