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2012年02月05日
先日の「とよ」に続いて雪国の必需品としてご紹介するのは「かんじき」です。
輪にした竹などの木に縄を結んで作る「かんじき」に長靴をセッティングし、外れないように縄を
しばりつけます。
長靴のままでは埋まってしまう雪の上でもこの「かんじき」をつけて歩くと埋まりにくくなるので、
やわらかな新雪の上を歩くときには欠かせません。
ただ、この「かんじき」をつけたときはその大きさを意識して歩かないと、足元が絡まってしまって
逆に転びそうになるのでコツがいります。
今は、簡単に取りつけられて軽いプラスチック製のカラフルな「ワンタッチかんじき」もありますが、
やはり「かんじき」といえば、昔ながらの形が私にとってはいちばん馴染みます。
それはきっと、子供の頃、登校するときに新雪の上を歩きやすいよう玄関から道路まで祖父が
「かんじき」を履いて道をつけてくれた思い出があるからかもしれません。