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2011年06月20日

贈りもののお話 「お中元」

「お中元」の季節がやってまいりました。そこで、本日は「お中元」
についてのお話をさせていただきます。

「お中元」とはもともと、古代中国から伝わった三元という行事の
1つだそうです。三元とは、1年を上元(正月15日)、中元(7月15日)
下元(10月15日)の3つの日を指し、その日は神に供え物をして身を
清める祭事です。
そのなかで、現在「お中元」だけが残っているのは、先祖を供養
する日本の「お盆」と時期が重なったためと言われています。

更に、「お盆」の7月15日にいろいろな食べ物を先祖にささげ供養
することで、7代前の先祖まで救われるといういわれから、
両親や親戚、友人知人、日頃お世話になっている方などにも感謝
しようという想いにつながり、現在の「お中元」の形に至ったそうです。

また、商人が決算期を「お盆の時期」と「年末」の2回に分け、
お得意先に集金に伺い、粗品を渡したこととも結びついているそうです。

先祖の供養と、取引先へのお礼を兼ねた「お中元」の習わしは、贈答の
代名詞として今ではすっかり定着しています。

当店では、全ての商品に心をこめて、産地や鮮度にこだわり厳選した
素材を職人が丹精込めて仕上げています。
大切な方に、ぜひお贈りくださいませ。

投稿者: 吉雪 日時: 17:10 |

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