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2012年01月29日
平成19年に農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた「のっぺい汁」、新潟県内では
主に「のっぺ」と呼ばれ親しまれています。
濃餅や能平などの漢字が当てられる「のっぺ」、そのいわれについては諸説あり、これが正しいと
いうものはないのだそうです。
新潟を代表する数ある郷土料理のひとつではありますが、地方によって具材は様々です。
具材も様々であれば呼び名もいろいろで、「こにも」「つぼ煮」「こくしょう」などと呼ぶ地域もあります。
「のっぺ」の共通点として野菜が沢山入っていること、とろみがついていることなど多々ありますが、
中でも里芋は欠かせません。
吉雪の「のっぺ」には里芋はもちろん、こんにゃく、人参、筍、蓮根、ごぼう、鳥モモ肉、なめこ、
ぎんなん、椎茸などが入って具だくさんです。
そのままでも召し上がれる「のっぺ」は、この季節には温めていただいても美味しいです。
「のっぺ」をはじめとして鮭焼漬や昆布巻、棒だら煮など、ふるさとの味を楽しんでいただける
「新潟の味詰合せ」は、販売を終了いたしました。沢山のご注文、ありがとうございました。