2012年01月08日
新しい年になって1週間。
お正月の雰囲気も落ち着いてきましたが、仕事が続いていた私にとって昨日はようやくゆっくりと
休むことができた日でした。
実家に帰ったところ、新潟の郷土料理煮菜(にいな)が食卓に並べられていました。
・・・近所に住むおばあちゃん(母の茶飲み友達)が作って、持ってきてくれたとのことです。
冬に青菜が不足する雪国の保存食として食べられていたこの料理は、まさに郷愁を誘う味。
漬菜を塩出しして煮つける新潟の冬に欠かせない煮菜は子供の頃からの好物で、大家族だった
ため、大きな鍋に作ってストーブの上にかけておく様子は当時の冬の思い出のひとつです。
それぞれの家庭によって味や具材が違うのが煮菜の特徴で、打ち豆を入れて粕煮にしたり、
味噌味にしたりもしますが、醤油味の素朴な味と油揚げが入った煮菜がいちばん好きです(^^)
私にとっては「おふくろの味」であり、ソウルフードのひとつと言っても過言ではありません♪
久しぶりにいただいた煮菜、やっぱり美味しかったです(^^)